皆さんは、綱引が、かつてオリンピックの種目であったことをご存じでしょうか。
綱引は、文字通り“綱を引く”という行為として、古代より世界各地で様々な儀式として行われてきました。日本では、五穀豊穣や吉凶を占う儀式として、『出雲風土記』の「国引き」伝説などに記述があります。現在でも、北は秋田県の「大曲の大綱引」から南は沖縄県の「与那原の大綱引」まで、豊作・豊漁を祈願する催事として、多くの地域で引き継がれています。この綱引という言葉で皆さんが連想する現代の綱引は、明治になってから、全国各地の小学校の運動会などで、定番の種目として行われるようになった綱引なのです。
2013年9月、2020年東京オリンピックの開催が決定しましたが、綱引は実は伝統のある由緒正しいスポーツで、第2回パリ大会から第7回アントワープ大会まで、正式種目として行われていました。しかし残念ながら、種目や参加競技者の増加によって、1920年を最後に、IOC(国際オリンピック委員会)の投票で、プログラムから削除されてしまいました。
私たち東京都綱引連盟は、綱引競技のオリンピック種目への復帰を目指しています!
<近代オリンピックと綱引> |
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西 暦 | 開 催 地 | 金メダル | 銀メダル | 銅メダル |
1900 | パリ(フランス) | スウェーデン | アメリカ | フランス |
1904 | セントルイス(アメリカ) | アメリカ | アメリカ | アメリカ |
1908 | ロンドン(イギリス) | アメリカ |
イギリス | イギリス |
1912 |
ストックホルム(スウェーデン) | スウェーデン | イギリス | ー |
1916 | 第一次世界大戦によって中止 | ー | ー | ー |
1920 | アントワープ(ベルギー) | イギリス | オランダ | ベルギー |
☆1チーム
【選手8名+交代要員2名+監督・トレーナー各1名】=12名
※監督・トレーナーは選手の兼任OK
男女別、年齢別、体重別
☆試合
①「ピック・アップ・ザ・ロープ」で綱を持ち
②「テイク・ザ・ストレイン」で綱を引く体勢に入り
③「ステディ」で停止→「プル」で試合開始
☆勝敗
4m引っ張ったチームが勝利
☆反則
座ったり、転んだり、足以外の身体の部分が床と接触すると反則
皆さん、ようこそ東京都綱引連盟のホームページへ!
綱引は、誰もが楽しめ、しかも猛烈に「熱くなる」スポーツです。
連盟としては「8人対8人」の競技種目として行っていますが、人数もルールも、公式のものにとらわれることなく、多くの皆さんが気楽に取り組んで頂きたいと思います。
さあ、綱引を始めましょう!
【プロフィール】
1993年 立教大学法学部 卒業
2005年 東京都議会議員 初当選(現在3期)
2006年 明治大学公共政策大学院 修了
2010年 日本綱引連盟 理事
2012年 東京都綱引連盟 会長
東京都綱引連盟(1982年設立)
所在地:〒183-0002
東京都府中市多磨町1-17-18 秋山様方 東京都綱引連盟
電話・FAX : 042-302-2942
メール
hello@tokyo-hayasaka.com(早坂事務所)
役員
会長 | 早坂 義弘 |
副会長 | 佐々木 一秀 羽渕 徹也 赤澤 賢一 |
理事長 | 中山 二三男 |
副理事長 | 天野 朝子 秋山 祐子 |
理事 | 飯名 幸男 田淵 誠 河上 幸夫 小峰 隆 山口 高治 木村 博美 細川 雅代 |
監事 | 竹中 久美子 山田 哲雄 |
相談役 | 渡辺 修也 |